甲府市議会 1992-06-01 平成4年6月定例会(第4号) 本文
全国的な自治体病院建設ラッシュとなった昭和39年に建設されました市立病院の老朽化が進み、医療の進歩に施設が着いていけない状況の中から、新病院建設構想が浮上したことは言うまでもありませんが、公立病院としての市立病院の動向を見守ってきた地元議員として、この市立病院移転は、片腕を取られるような一抹の寂しさを感じております。
全国的な自治体病院建設ラッシュとなった昭和39年に建設されました市立病院の老朽化が進み、医療の進歩に施設が着いていけない状況の中から、新病院建設構想が浮上したことは言うまでもありませんが、公立病院としての市立病院の動向を見守ってきた地元議員として、この市立病院移転は、片腕を取られるような一抹の寂しさを感じております。
これはちょうど20数年前の全国的な自治体病院建設ラッシュ時期から25年ないし30年が経過した現在、他都市の自治体病院においても本市と同様に建物の老朽化が進み、加えてその間の医療の著しい進歩による医療機器そのものの技術的向上に伴う高度医療機器、例えば多目的カテーテル、CTスキャナー、MRI等の導入スペース確保の困難性とあわせて、病院建築物の構造的変化を強く求められております。